喉のケア方法 | 声を使う方におすすめの飲食物やグッズを紹介

皆さんは、たくさん歌った後に声が枯れたり、喉に違和感を覚えたという経験はありませんか?
歌を歌う機会が多い人や、人前で話す仕事をしている人にとって、喉のケアは日頃から意識しておきたい大切なポイントです。
本記事では、日常的に取り入れやすい喉のケア方法に加え、喉のケアに最適な食べ物や飲み物、グッズを紹介します。
日常的に声をよく使う方や、喉を壊しやすいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
喉のケア方法3選
喉のケアをするためには、声の調子が悪いと感じてから対策するのではなく、日常の過ごし方全体を見直すことが重要です。
ここでは、喉の状態を整えるために日常の中で取り入れたいケア方法を、3つに分けて紹介します。
湿度を保ち、喉の乾燥を防ぐ
喉のケアとして最初に取り入れたいのは、過ごす環境の湿度を適切に保ち、喉の乾燥を物理的に防ぐことです。
喉の粘膜が乾燥すると、声帯を保護するバリア機能が低下し、摩擦によって炎症や声枯れが起きやすくなるため、加湿器などを活用して湿度を50〜60%程度に保つようにしましょう。
特に就寝中は喉が乾燥しやすいため、寝るときにマスクを着用して潤いを保つことが、喉の乾燥を防ぐ対策として効果的です。
日常的にこうした環境づくりを行うことで、声を使う場面で喉への負担を抑えられるだけでなく、ウイルスなどの外部刺激から喉を守ることもできます。
水分をこまめにとる
喉の粘膜が乾くと、声帯への刺激が強くなり、違和感や声枯れにつながりやすくなるため、水分をこまめにとることも重要です。
喉の粘膜を直接潤すだけでなく、体内の水分量を保つことは、声帯から分泌される粘液の粘度を適切に保つために不可欠です。
一度に大量に飲むのではなく、少量ずつ定期的に水分を補給することで、喉の表面を常に湿った状態に維持し、乾燥による摩擦ダメージを軽減できます。
喉の渇きを感じる前に水分を補給する習慣は、声帯の柔軟性をサポートし、喉への負担を減らすための重要なポイントです。
十分な睡眠をとり、生活リズムを整える
喉のケアをする際は、声を出していない時間の過ごし方にも目を向け、体を十分に休ませることが重要です。
睡眠不足や不規則な生活は自律神経の乱れを招き、喉周辺の筋肉の緊張や唾液分泌の減少を引き起こして、声のコントロールを困難にします。
就寝時間と起床時間をできるだけそろえ、毎日一定のリズムで睡眠を確保することを意識しましょう。
生活リズムを整え、十分な睡眠をとることが、喉のバリア機能を高め、慢性的な声枯れや感染症を防ぐ最も本質的なケアといえるでしょう。
喉のケアに最適な食べ物・飲み物
喉のケアには、声の使い方だけでなく、普段口にする食べ物や飲み物にも目を向けることが大切です。
特に声を使う機会が多い人は、選ぶ食べ物や飲み物によって、喉の潤いを保てる場合もあれば、負担につながる場合もあります。
ここでは、喉の状態を整えるために意識したい食べ物や飲み物をご紹介していきます。
はちみつ
はちみつは自然由来の甘味料でありながら、喉をいたわる働きを持つことで知られています。
はちみつのように粘性が高い食べ物は、乾燥を感じたタイミングで取り入れることで、喉の不快感を和らげられます。
また、殺菌作用や炎症を抑える作用があるため、風邪で傷めた際の喉のケアにもぴったりです。
甘みがあり刺激が少ないため、そのまま食べたり、白湯やぬるめの飲み物に溶かして摂ることで、喉にやさしく取り入れられます。
水分を多く含む食べ物
食べ物からの水分補給は、体内にゆっくり吸収されやすく、喉の内側から潤いを補うことができるというメリットがあります。
さらに、噛むことで唾液の分泌が促される食材は、天然の殺菌・保護成分を含んだ水分で喉の粘膜を自然に潤す効果も期待できるのがポイントです。
喉のケアに向いている、水分量の多い食べ物には以下のようなものがあります。
- ・きゅうり
- ・トマト
- ・大根
- ・梨
- ・スイカ
これらは日常の食事に無理なく取り入れやすいため、意識的に食事に取り入れることで、自然に喉のコンディションを整えることができるでしょう。
ココア
甘い嗜好品というイメージが強いココアですが、喉のケアという観点から見ると、意外にも多くのメリットがあります。
ココアに含まれるカカオポリフェノールには、抗酸化作用や抗炎症作用があり、喉の粘膜を保護する働きがあります。
乾燥や使いすぎによってダメージを受けやすい喉にとって、炎症を抑えるサポートになるのが大きな魅力です。
温かい状態で飲むことで喉周りの血行が促進され、喉への刺激を抑えながら潤いを補えます。
ただし、砂糖が多く含まれる甘いココアは、飲みすぎると喉に痰が絡みやすくなる場合もあるため、砂糖控えめや純ココアを使ったものを選ぶのがおすすめです。
お茶
緑茶やハーブティーは、喉を潤すだけでなく、リラックス効果によって喉周辺の筋肉の緊張をほぐす際にも適しています。
特に緑茶に含まれるカテキンには抗菌・抗炎症作用があるため、喉の粘膜を清潔に保ちながら健やかに保つ働きが期待できます。
また、ハーブティーも種類によって喉の炎症を抑えたり、粘膜を保護したりする働きがあり、温かい状態で少しずつ飲むことで、喉の乾燥を防ぎながら水分を補給できます。
刺激を感じやすい場合は、お茶を薄めに淹れるなどして濃度を調整することで、その時の状態に合わせた喉のケアができるでしょう。
喉のケアにおすすめのグッズ
食べ物や飲み物だけでなく、環境や状況に合ったグッズを選ぶことで、喉の乾燥や負担を抑えることができます。
ここでは、自宅や外出先で活用しやすい喉のケアグッズと、意識したいポイントを解説します。
加湿器や就寝用マスク
加湿器や就寝用マスクは、空気が乾燥しやすい室内において喉の湿度を直接的に管理するための必須アイテムです。
先述したように、加湿器を使って室内の湿度を50〜60%程度に保つことで、喉の粘膜の乾燥を防ぐことができます。
しかし、加湿器自体の衛生管理を怠ると雑菌が繁殖し、かえって喉の炎症を招く恐れがあるため、こまめな清掃や水の交換を行いましょう。
また、就寝用マスクは喉や鼻の粘膜をピンポイントで保湿し続ける効果が期待できます。
特に「濡れマスク」のようなフィルター付きのタイプは、スチームのような潤いを与え続けて喉の乾燥をしっかり防いでくれます。
これらのグッズを使うことで、乾燥ダメージから声帯を物理的に守り、喉のケアを日常に取り入れられるでしょう。
のど飴や携帯用の喉スプレー
外出中は室内のように環境を調整しにくいため、持ち運びできるのど飴や携帯用の喉スプレーを用意しておくことで、気になる場面ですぐに喉のケアができます。
のど飴はゆっくりと溶かしながらなめることで唾液の分泌を長時間促し、粘膜を常に潤った状態に保つことが可能です。
また、喉の粘膜を潤すための有効成分が入ったミストが出るスプレーを持ち歩けば、声を使ったあとや喉の乾燥を感じたタイミングで手軽に喉のケアができます。
外出時の行動に合わせてグッズを選ぶことで、乾燥したオフィスや電車内といった環境でも手軽に喉のバリア機能をサポートしてくれるでしょう。
吸入器やスチームタイプのケア用品
吸入器やスチームタイプのケア用品は、喉を直接潤したいときに役立つアイテムです。
温かい蒸気を吸い込むことで、乾燥しやすい喉や鼻の粘膜に水分を届けやすくなるため、違和感を覚えたときの喉のケアに最適です。
温かいミストは喉を温めて血行を良くしてくれるため、喉の自浄作用を助けて、ウイルスやホコリなどの異物を排出しやすくする環境を整えてくれます。
また、自宅で短時間使えるものが多いため、就寝前やリラックスタイムに取り入れて、喉をリセットできる点もメリットです。
加湿器とは異なり、ピンポイントで喉のケアをしたい場合に活用しやすいグッズと言えるでしょう。
喉を壊さないためには正しい発声法が重要!
喉のケアとして食べ物や飲み物・グッズを取り入れていても、不調を繰り返してしまう場合は、声の出し方そのものを見直す必要があります。
特に、喉に力が集中したまま声を出し続けていると、発声のたびに負担が積み重なり、声枯れにつながることがあります。
このような状態では、日常的に喉のケアを行っていても根本的な改善にはつながらないため、喉を壊さずに声を使い続けるためには、正しい発声を身につけることが大切です。
プロのアドバイスをもとに正しい発声法を効率的に学びたいという方には、シアーミュージックのボイストレーニングがおすすめです!
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喉のケアは、食べ物や飲み物、グッズに加えて、日常の過ごし方や声の使い方も含めて、それぞれを意識することが大切です。
乾燥対策や生活習慣を整えていても不調が続く場合、発声のクセによって喉に負担がかかっている可能性があるため、喉への負担を減らす発声と、日々の喉のケアをあわせて意識することが必要です。
シアーミュージックのボイストレーニングでは、マンツーマンのレッスンで声の出し方を一つずつ確認しながら、正しい発声法を習得できます。
喉のケアと発声をあわせて見直すことで、声を使う場面でも喉の調子を安定させやすくなるでしょう。

