電話で体験予約・お問い合わせ

0120-055-349 受付時間 11:00-21:45

閉じる

カラオケの音量の正しい設定方法とは?黄金比と機種別の調整ガイド | 音楽教室・ボイトレスクールならシアーミュージック

カラオケの音量の正しい設定方法とは?黄金比と機種別の調整ガイド

カラオケの音量の正しい設定方法とは?黄金比と機種別の調整ガイド

カラオケに行ったとき、音量が大きすぎたり小さすぎたりして歌いづらいと感じた経験はありませんか?

カラオケの音量は「ミュージック音量」「マイク音量」「エコー量」の3要素で構成され、バランスよく調整することで快適に歌えるようになります。

そこで本記事では、カラオケの音量設定の基本とおすすめの黄金比、さらに代表的なカラオケ機種であるLIVE DAMやJOYSOUNDの設定方法まで解説します。

自分に合った音量を見つけることで、気持ちよく歌えるだけでなく、歌唱力アップにもつながります。

カラオケの音量設定とは?3つの要素を紹介

カラオケのマイク

カラオケの音量設定は大きく分けて以下の3つの要素で構成されています。

  • ・ミュージック音量
  • ・マイク音量
  • ・エコー量

どれか一つでもバランスが崩れると歌唱に違和感が出やすくなるため、仕組みを理解することが重要です。

ミュージック音量

ミュージック音量は伴奏の音量を決める要素であり、カラオケの音量の土台として歌声の聴こえ方を大きく左右します。

音量が大きすぎると声が埋もれ、小さすぎると音程が取りづらくリズムもズレやすくなります。

歌声が伴奏の上に自然に乗り、両者が明瞭に分離して聴こえる程度が理想です。

迷ったら一旦ミュージック音量を控えめに下げ、その後歌声とバランスが取れるように少しずつ上げて調整するのがおすすめです。

練習時にはミュージック音量を低めにして録音を確認し、歌と伴奏のバランスが一番よく聴こえる位置を探しましょう。

マイク音量

マイク音量はスピーカーに出力される声の大きさを決める要素で、カラオケの音量の中核として歌いやすさと採点精度に直結します。

マイク音量が小さいと声が伴奏に埋もれて音程の判断が難しくなるため、無駄に力んでしまいロングトーンも不安定になりやすいです。

一方、マイク音量を上げすぎると音が割れたり、スピーカーからキーンとしたハウリング音が出るため、いきなり大きな音を出さないように注意することが重要です。

まずは語尾や小声が聞こえる程度に設定し、少しずつ上げてバランスを取ると安定します。

歌声が掻き消えてないか、歌声が浮いていないかを客観的に確認し、自分の声質や部屋の響きに合った最適な音量を探していきましょう。

エコー量

エコーを適切にかけると声に広がりが出て、聴きやすい響きになり歌に余韻が加わります。

ただし、かけすぎると声がこもってはっきりせず歌い出しが遅れて聞こえるため、精密採点やリズム判定では不利になってしまいます。

最初は控えめに設定し、曲調や雰囲気に合わせて少しずつ調整するのがおすすめです。

バラードではエコーをやや強めに、速い曲やラップでは控えめにするなど、ジャンルごとに調整するなど、ジャンルに応じた使い分けが効果的です。

DAMやJOYSOUNDでは「ホール風」や「ライブ風」など、エコーの種類を選ぶことができます。

まずは歌声が聞こえやすいタイプを選び、そこから曲に合うように少しずつ調整するのがおすすめです。

歌いにくいと感じたら、まずエコー量を弱めて自分の声がはっきり聞こえる位置に調整し、その後必要に応じて少しずつ強めましょう。

おすすめのカラオケの音量設定は?黄金比を紹介

ボリュームを調節している様子

カラオケの音量には、多くの人にとって歌いやすいとされる黄金比が存在します。

自分に合った音量がわからないという方は、まずは黄金比を基準に調整していくようにしましょう。

ここからはカラオケでおすすめの音量設定の比率についてご紹介していきます。

カラオケのおすすめ音量設定

おすすめの初期バランスは、ミュージック5:マイク6:エコー4です。

この設定なら声が伴奏に埋もれず、残響も強すぎません。

聴きやすさを保つことができ、音程やリズムの判断がしやすくなります。

まずはこの黄金比に合わせ、サビの高音や語尾の声が問題なく聴こえるかを確認しながら必要に応じてマイク音量を少しずつ調整しましょう。

安定した土台を元に歌いづらいと感じた部分で少し調整すれば、自然に完成度を高められます。

自分に合った音量設定を見つけるには

カラオケの音量設定の黄金比は、あくまで一般的な目安です。

ご自身の声質や歌う曲に合わせて最適な音量設定は異なるため、以下のように音調調整を行ってみましょう。

声質に合わせて調整する

声がこもりがちな人は、マイク音量を少し上げてエコー量で補うことで、聞き取りやすくなります。

一方、声が通りやすい人は、マイク音量をわずかに下げることで曲との一体感が生まれます。

自身の声質にも合わせて調整するとよいでしょう。

歌う曲に合わせて調整する

曲調に応じて音量調節を行う際には、エコー量を調整するのがおすすめです。

ダンス系やテンポの速い曲では、エコー量を弱めに設定すると歌詞が聞き取りやすくなります。

バラードではエコー量を強めにかけることで余韻が残り、豊かな響きを生むことができるでしょう。

なお、DAMとJOYSOUNDでは同じ数値でも響き方が異なるため、機種を変えたときは黄金比を基準に再調整しましょう。

ワンコーラスごとに記録と感覚を照らし合わせて、自分の声に合った設定を探すのが効率的です。

カラオケの機種ごとの音量設定方法

カラオケのマイク

カラオケの機種には主に「LIVE DAM」と「JOYSOUND」があり、操作方法や特徴に違いがあります。

機種ごとの特徴を理解しておくと、スムーズに調整ができて歌いやすさも増すでしょう。

LIVE DAM

LIVE DAMは音の再現が非常に細かく、マイク音量やエコー量のわずかな調整でも歌いやすさが大きく変わります。

タッチパネルの「音量・エコー」から数値を調整し、サビで声を張っても音が割れないかを確認しましょう。

LIVE DAMの「精密採点Ai」ではロングトーンやビブラートの安定性が点数に直結するため、大きな声を出しても音が割れない程度の音量を基準にするとよいでしょう。

エコー量は弱めの設定から試し、声がはっきり聞こえるかを確認したうえで、必要に応じて少し強めに調整すると歌に厚みが出ます。

また、店舗ごとにスピーカーの響きは異なるので、入室後はまず1曲歌ってバランスを確認し、黄金比を参考に微調整すると自分に合った設定が作れます。

JOYSOUND

JOYSOUNDには、ボーカルエフェクトやリバーブ(残響音)調節といった機能が充実しているのが特徴的です。

まずミュージック音量とマイク音量を黄金比に合わせ、次にエコーをライブ風やホール風に切り替えてバランスを確認しましょう。

また、採点を使う際は音程バーの見やすさと自分の声の聞き取りやすさを優先して、マイク音量は小さめにしてから調整するのがおすすめです。

カラオケの音量調節の際の注意ポイント

2本のマイク

カラオケの音量を整えるときは、ただ上げ下げするだけでなく環境や体の負担も意識する必要があります。

以下の注意点を押さえておけば、快適に歌えて喉も守ることができます。

ミュージック音量を上げ過ぎない

ミュージック音量を上げすぎると自分の声が聞き取りにくくなり、大きな声で歌おうと力んで喉を傷める原因になります。

声が伴奏に埋もれずしっかり前に出ていれば、歌いやすく、音程やリズムも安定しやすくなるでしょう。

迷ったときはミュージック音量を少し下げ、マイク音量を上げるなどで調整をしてみましょう。

エコー量は雰囲気を加える程度にとどめ、歌声の明瞭さを最優先にすることが、カラオケで快適に歌うためのポイントです。

マイクの持ち方や距離も重要!

歌い声がマイクに入らない場合や、雑音や破裂音が入ってしまう場合には、マイク音量を調整するだけでなく、マイクの持ち方や距離にも意識を向けましょう。

マイクは口から5〜10センチほど離し、少し斜めに構えるのが基本です。
こうすると息が直接当たらず、破裂音も抑えられます。

角度を少し変えるだけでも声がクリアに通り、同じ音量でも歪みにくくなるので、無理に大きな声を出す必要がありません。

サビのように声が強くなる場面では一瞬マイクを遠ざけてピークを逃がし、静かなAメロでは近づけることで、自然な強弱が出ます。

練習の際は録音して、ノイズや音の割れがないかを確認しましょう。
音量の調整と合わせて、自分の声が一番クリアに聞こえるマイクの持ち方を探し、その感覚を体に覚え込ませましょう。

スピーカーの向きや部屋の大きさに合わせて調節する

同じ音量に設定していても、部屋の広さやスピーカーの向きによって聞こえ方は大きく変わります。
入室したらまず1曲歌い、響き方を確認しましょう。

小さな部屋で音が響きすぎるときはミュージック音量を少し下げ、エコー量も少なめにすると声がはっきりします。

反対に広い部屋や天井が高い部屋では、ミュージック音量をわずかに上げることで、音が広がりすぎて物足りなく感じるのを防げるでしょう。

また、スピーカーが真正面にあると音が強く感じられるため、座る位置を少しずらし、マイク音量で声を前に出すと歌いやすくなります。

DAMでもJOYSOUNDでも基本は同じで、まず環境に合わせて調整し、その後に黄金比へ寄せる二段階のやり方が安定につながります。

カラオケで上手く歌いたい!そんな時はボイストレーニングがおすすめ

マイクを持ってOKサインをする女性

音量を整えても歌が安定しないときは、原因が呼吸や発声の基礎にあることが多く、カラオケの設定だけでは解決できない場合があります。

そこで姿勢や息の流れ、声帯の使い方をボイストレーニングで整えると、無理に力を入れなくても声が前に出るようになり、カラオケでも少しの調整で快適に歌えるようになります。

シアーミュージックではマンツーマンのボイストレーニングを開講しており、プロの講師から歌唱についてのアドバイスを受けることが可能です。

歌い方の基礎を身につけることで、「歌っていても疲れないのによく通る声」へと変わり、採点でも高得点を出せるようになるだけでなく、豊かな表現力を身に付けることができるでしょう。

カラオケで上手く歌えるようになりたい方や、ワンランク上の歌唱力を身に付けたいという方は、ぜひ一度シアーミュージックの無料体験レッスンにお越しください!

体験レッスンを予約する

カラオケの音量の正しい設定方法 | まとめ

カラオケの音量は、伴奏の大きさを決めるミュージック音量、声を拾うマイク音量、残響を加えるエコー量の3つで作られています。

カラオケの音量設定の際におすすめな黄金比は、「ミュージック5:マイク6:エコー4」です。

まずはこの「黄金比」と呼ばれる基本のバランスを基準にして、機種の特性や部屋の広さなどを踏まえて少しずつ調整することが大切です。

DAMとJOYSOUNDでは響き方が異なるため、「初期化→黄金比→録音確認→微調整」の手順を毎回行うと短時間で安定した音量が作れます。

さらにボイストレーニングで姿勢や発声を整えると、少ない音量でも声がよく通るようになり、歌がうまくなったり、採点でも高得点につながりやすくなります。

表現力も伸びるため、継続的な上達を実感できるでしょう。

無料体験レッスンはこちら